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ギターのルーツのハナシ

今、自分のバンドの役割は、vocalとguitarである

やけど、ギター持って唄ってる人って、

「ギターですかーボーカルですかー」と聞くとみんなが持つイメージはなぜか

「ギターリスト」と思う人がほとんどな気がする

ライブで一緒になった他のバンドのギタリストとかに

「キッツァンのギターのルーツは誰?」とか

「誰に影響されてギターやりだしたん?」と聞かれることがある

これはちょっと困る、

「いやー、誰の影響も受けてないんですよねー」

という答えになるからだ

というのも、そもそもが、唄うのが好きでバンドをやっているので、

なんかのバンドのギターとか楽器の演奏きいて

バンドやりてー、となったくちではないからである

バンドやりたいな、と思い出した時

しかしバンドを始めようにもやはりボーカルは花形

何処ぞのバンドに入れてもらってバンド活動をはじめるにも

おそらくボーカルは席が空いてはいまい

かといって

「当方ボーカル、あとのパート全部募集」

なんてやり方ではいつ形になるかわかりゃしない

ということで、取りあえずすでに存在するバンドに

「ギターも弾けまっせ」と楽器担当とかでバンドに潜り込んで、

脇でコーラス、1曲歌わせてもらう、などしながら

ボーカルの座を奪い取る、という計画を視野に入れて

ギターを始めた

楽器をもった動機は不純なのだ

なのでギター好きな人のように

ギターを家で弾いたり、音を追求したり

機材にこだわったり、磨いたり、新しいギターが気になったり

‥‥しないなぁ

なので「これはギターリストではないな」という自覚がある

ギターリストと呼ばれるには申し訳ない

バンドの中で純粋に音で勝負している「ギターリスト」「ベーシスト」

の人達というのは自分は尊敬しているのだ すげーな、と思う

他のギターのプレイとか見るとおおーすばらしい

と普通に感じてしまうのだ

歌の次にギター、という自分とは、出発点が違うからだ

というわけでギターの人からルーツを聞かれたりしても

ギターに関しての思い当たるルーツはそうない(思わせぶりでスミマセン)

好きなギタリスト、すごいギタリスト、ときいて

元エクストリームのヌーノくらいは出てくるが

ソロになってからの歌やリフがかっこええなとか、アーティストとして好きなので

ギター自体のすごさはあまりわかっていない

ただ、自分の音楽のルーツというのはたくさんある

それは曲作りにも影響されているだろう

そのハナシはまた日を改めて。