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鬼ごろしの作り方1


皆さんこんばんは

今日はライブでの鬼ごろしの曲の作り方についてご紹介します

工程ごとに何回かに分けてお届けします

まず最初は下ごしらえの段階

その1「曲を作る」

ご用意いただくもの   車、

曲の作り方は、他のバンドの皆様、どのようになさっているでしょうか

鬼ごろしの場合(キッツァンの場合)

ギターなど楽器を使用して作ることはありません

ましてDTMなどパソコンでつくることもありません(できません)

昔ながらの伝統的技法 (?) 鼻唄で作ります

メロディ、フレーズ、歌詞など、ほとんど車での移動中に適当にフニャフニャ

いいながら作られます

コードやキーもこの時点では謎のままです

現実的に弾ける弾けないではなく、ただフニャフニャを繰り返していると

なんとなく固まってくることがあります

鼻唄の作られ方にも大きくは2つのタイプがあります

①タイトル先行型

これは、まず自分が気に入るタイトルが先にできてしまう場合ですが、

その時のノリで決まる場合がほとんどです

「このタイトルで曲作ったらおもろいやんか」と、思えたら

こんな感じの曲にしようかな、とイメージが広がり曲ができていきます

(「豊前田ロック」「PLAN・DO・SO」「リードマン」など )

②イメージ先行型

これは、まずこんなタイプの曲にしようかな、とジャンルなどのイメージから入ってリフやフレーズ、メロディなどを作っていく場合で、フニャフニャいいながら歌詞の題材をきめてあわせて曲ができていきます

(「車屋さん」「婦人公論」「性 (サガ) 」など )

①の場合はタイトルのインパクトが強いのでタイトルの言葉がサビなどに出てくる場合が多く、②の場合は曲と歌詞ができてからそのイメージでタイトルを考えるので曲中には出てこない言葉がタイトルになる傾向があります

①②どちらの場合もポイントとなるのは歌詞であり、歌詞が良い言い回しや

遊び心のある言葉のチョイスができているものはいい曲に仕上がる傾向にあります

韻を踏んだりというのもありますが、唄や歌詞も一つの楽器として考えているので

メロディやフレーズに絡む言葉を用いてリズムを出します