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興味のない人には全く興味ない話1


ライブやった後、鬼ごろしの曲を聴いた人達から、

「普段どんな曲聴くんですか」と聞かれることがままある

やはり自分で曲を作っているので、

果たしてこの「鬼ごろしの素」はなんだ、というのが気になるところなのだと思う

いわゆる”ルーツ”というやつだ

ただこれは「ジャンルはナニ?」の話と同じで、割とどんな曲も聴いたりするので、ひとくちにこれ、といいきれない

まぁその中でも、「よー聴いたなこれ」、っていうのをこれから

ぽつぽつ紹介していきます

今日はコレ

hide 「HIDE YOUR FACE」(ハイドユアフェイス)

ブログで、散々「洋楽パンク聴きまくった」といいながら最初がこれかいっ

と言う気もするが、ヒデです

パンクとか聴きまくるよりも前の話

「X」(現 X JAPAN)ってyoshikiが作る曲が割とマイナー調で、激しいけど少し暗めのイメージがあって、このhideのソロアルバムもジャケットを見る限りではそんな印象を受ける

発売当時も特に関心はなかったのだが、昔なじみの楽器屋のじいさんのところへ寄ったときに「hideいいですよ」と言われて「じいさんhideなんか聴いたりしてないやろ」と思いながら、つきあいみたいな感覚で購入した

意外かどうか分からんが、当時はユニコーンとかよく聴いていたので

「ヒデなんか買うてしもたで」 みたいな、シャレっぽい感じだった

だが聴いてみるとジャケットのイメージと違い、ノリの良さと激しさはあるがなんとキャッチーなメロディなのか  

これにやられました

そして歌詞がなかなか面白く、ビジュアル系特有の歌詞でなく、四字熟語の言葉遊びなんかも出てきてまさに自分の感覚にぴったり

すっかりはまって2ndアルバムの「PSYENCE」(サイエンス)まで

どっぷり聴きこんだ

このころにはファッションなどいろんなものがPOPになってて

いやー、この人の感性はちょっと違うな、と関心していた

あと特筆するのは楽曲の幅広さ

いろんなタイプの曲を盛り込んで激しいけど全部POPみたいな。

「DRINK OR DIE」、「50%&50%」、「Beauty&Stupid」など

ほとんど好きでしたね

〜あとがき〜

hideよく聴いてました、と聞いて「鬼ごろし、あぁーなるほどね!」と

ならない気がするのだが、やっぱりよー聴いていたので根幹にはこの要素

も入っていると思われる

バンド「ものっそ叫ビ隊」のたんこさんに「鬼ごろしは特に思いつくジャンルはない」、といわれたが、いろんな曲を演りてーっつーのは、こんなところから影響をうけてるのかも知れんね