作詞の哲学

G.Voキッツァンのブログ
作曲、進行中。
新曲はブルースっぽい(予定)
バンド内でそれぞれメンバーが作った曲は存在するが
今のところ鬼ごろしのライブ曲は、ほぼ自分の曲で構成されている
歌詞の内容は、あまり直球なメッセージソングはない
同じ想像の世界なら、想像の日常をうたうのではなく、
曲ごとにストーリーを作って
一曲を物語として創っているのが今の感じだ
なのでライブでお客さんが聴きながら歌詞が心にしみたり、
ということはほぼないだろうと思う
バンドではお客さんの心に残るための要素はいくつかある
①曲のメロディ
②歌詞
③ヴィジュアルによるアイキャッチ
③はステージ衣装やステージングなどライブ演奏の映像が
頭に残るか、というところだが
①、②は音楽の絶対要素である
当たり前だが、人は曲が全然良くないものを何度も聴こうとは思わない
①曲がいいからまた聴く
②詞がいいからまた聴く
そういう意味では鬼ごろしは②の部分を捨てて勝負していることになる
しかし、リズムや曲に絡むような言葉を引用して、
リズム感やノリを出せるようにしているので
歌詞も曲としての役割は果たしている
人に分かりやすく伝える表現はしてないが、
自分にとっては”歌詞”は重要だ
どういう言い回しができたか、どういう表現ができたか
曲の仕上がりと自分のテンションに大きな影響をうける