鬼ごろしにバラードがない理由

G,Vo キッツァンのブログ
現状、今の鬼ごろしの曲は、ほぼ自分の曲でまかなわれている。
基本ノリのいい曲が多いのだが、ライブをすると
「バラード系の曲はないの?」「しっとりした曲もやってよ」
といわれることもある
お客さんしかり、バンド内でもそんな話があがることがある
日本人はバラードが好きだ
「男なら死ぬまでロックだろ」などといっている輩まで、
バラードを聴いたとたんに
「この曲 一番ええなー」などと言い出す始末だ。
それは、曲調もさることながら
”歌詞が心に染みる” ということだろう
確かに自身が弱っているときにその感情に触れるような歌詞を
いいメロディーに乗っかって聴くと、心に突き刺さることがある
歌の歌詞にはそのパワーがある
だが、自分が唄っている理由は、
何かのメッセージを発信できるほどのものはない。
何か熱い思いを歌詞にして伝えるほどのものもない。
ライブは、自分が楽しい”空間”をお客さんにも演出して、
”観に来た人に楽しさを共有してもらいたい”
ということに自分は重点を置いている
ノリと勢い。
自分のバンドではそれが大きい
バンドの曲の中でバラードが一番評価される様な
バンドではありたくないのだ
他のバンドの方は、バラード熱唱してくれて結構ですが、
今の自分にはそれを唄える様な中身は、ない
まぁどちらにせよ自分の性格上、今後も鬼ごろしで
王道なバラードが出来上がることはないでしょう
なので、鬼ごろしにバラードは ありません
他の人やメンバーがどう思ってるかは、知らんけどね
キッツァン