論理の人と、勘の人

guitar、vocal キッツァンです
鬼ごろしのドラムはマーシー
鬼ごろしは3ピースなのでポジションは
センター1バックになります

guitar、vocal右サイドの
キッツァンとは
ここもやはり性質が違います
昨日OBも紹介してたけど
マーシーは性格はきっちりしてます
タイコの音のチューニングもかなりこだわるし、
例え練習でもプレイは完璧をもとめている感じです
こと、楽器の演奏においては、おれはだいぶええ加減です
なので、対OBとキッツァン のように、ここでも、
マーシー・キッツァン=「几帳面 VS オオザッパ」
みたいな構図になります
まぁでも、もっとも違うのは、リズムの取り方というのか、
要するにマーシーは基本、曲を数で覚えます
何拍とか、何小節とか、何ビートとか、ここが何回とか。
回数で考えています
ドラムの人はそうなのかなぁ?
おれは真逆で、歌として覚えるので、ここでキメ、とまるとか
ここでアレンジが入る、とかは感覚で、聴けばできますが
何小節目とかいわれてもピンときません
覚える気もないのだと思うのだがそのあたりの理解力は
他のバンドマンに比べても著しく欠けている部分と思われます
OBとマーシーは練習でも
「ここは16やなぁ」とか。
「一拍早いとこではいるんやで」とか。
「8小節めのアタマじゃなくて一つ後ろ」とか。
「4分の3や」とか会話してますが、
おれは実際にやらないとどこの部分の話かあまり分かりません
マーシーは曲を数値化して回数で曲を組み立てる分、
演奏にブレがないのかも知れません
正確なビートだと他のバンドの人にいわれたりもします
なので練習でもおれが演奏で歌とかでも思いつくまま脱線して
どこ演奏してるか分からなくなっても、マーシーは
的確に正しい数を刻んでいるので、そのままみんな
分からなくなって止まるということもないのです
ライブでも、曲中、不測のトラブルがあったりしたとしても
ドラムはきっちりしてるので、曲の構成がぐじゃぐじゃになることは
ないのです
でもきっちりしてる分、例えば新曲とかやるときに
ちょっと変則的な曲で、マーシーのなかで
始まりの位置のカウントがとれないと、何回合わせても
そのあとすべてズレてくるという現象が起こります
曲で聴いたら、いや、ここで「ダダダ」やで、と分かりそうですが
マーシーが思っている出だしが、一拍でもずれていたら
もう何回やっても合いません
まぁこんなことはまれにしかないんやけど。
でもこれは、おれにはない感覚なので 不思議です。
キッツァン