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残り5日で1年を語る③      4月〜6月 音源(レコーディング)

「一発録りで5曲」

アルバム作りが動き出した

日程は4月末の休日

まる7時間スタジオ予約して

1日で録り終える予定でその日を迎えた

曲にはテンポというものがあるので一定にするために

ヘッドホンをつけて、クリック音というメトロノームのようなカチカチをききながら、みんなで合わせて演奏するのだが、

まぁーあ 合わんこと。

一定のカチカチ音にリズムが全くあわず、早々に断念して

普段のノリで演りましょう となった

一発録りとして、何回かやり直したりしながら

なんとか5曲終わって、

もうできたのかな あとは歌入れたら終わりかな、と思ったら

「じゃあ次はベース録りますね」

ん?

いつのまにかパートを順番に録っていくシステムに変わっていて

結局その日はドラムとベースしか録音できなかった

後日。

そこから、何回いったかなぁ 

今日こそ全部終わるやろう、と思いながら行って「じゃあ残りは次に」にみたいなやりとりが何回も続いた

勝手がわからないので

いつになったら終わるのか分からないというのが、

ちょっとくたびれたが

でもレコーディングすることになったおかげで

普段適当で?(雰囲気で)弾いていた部分やフレーズも必然的に一応これ、と決める必要がでてきて

自分の曲ながらこの時に初めてちゃんと決めたことを弾いた曲も多かった

歌いかた、発音の仕方など録音するならではの理論もあって

なるほど、と気がつくことも多く

それはライブでの歌い方などにも通じることだったので

音楽の理屈理論を分かっている人と知らない人では

スーテジングのクオリティの差はこれはやっぱりあるんだな、

と収穫も多い作業だった

レコーディングはそういう意味でも個人的にもしてよかったと

思える出来事だった

そして予定よりかなりの時間をつぎ込んで

なんとか録り終えた

続く